レンダリングの流れ

DOKIのレンダリングを行うための手順を説明します。

シーンの作成

ここではサンプルの「cyawan.shd」を使用します。
shade3d_ospray_flow_01.jpg

表面材質はver.19までの表面材質ウィンドウの指定、ver.20以降は「Shade3Dマテリアル」での表面材質ウィンドウの指定に対応しています。
これ以外に、DOKIで使用しているOSPRay向けのマテリアルの属性を指定できます。
制限や細かい指定については「マテリアルの指定」をご参照くださいませ。

光源は、無限遠光源、点光源、スポットライト、環境光、面光源を使用することができます。
光源については「光源の指定」をご参照くださいませ。

色補正のガンマ値を2.2にする

「色補正」ウィンドウを表示し、「ガンマ」の値を2.2に変更します。
shade3d_ospray_flow_04.png
これは、リニアワークフローを考慮したレンダリング結果を得るために必要な処理になります。
全体の明るさを調整するときに色補正の「ゲイン」を使うより、DOKIの「レンダリングの指定」でトーンマップの「露出」を使うほうが、
Denoise後の整合性が保たれます。

レンダリング設定で「DOKI」を選択

レンダリング設定ウィンドウを表示し、「手法」で「DOKI」を選択します。
shade3d_ospray_01.png

レンダリング

レンダリングを開始すると、DOKIでのレンダリングが行われます。
shade3d_ospray_flow_03.jpg

オプションでトーンマップ処理を指定している場合は、レンダリングでトーンマップ処理が反映されます。
「Denoise」がOnの場合は、1フレームごとのレンダリングの最後の工程でDenoise処理が適用されます。
設定については「レンダリングの指定」をご参照くださいませ。