音取り関連
音取り関連
主に楽器の録音など、音に関する覚書です。
Audacity
音の録音、編集、エフェクト処理などを行うことができるフリーソフトです。不要な部分をカットしたり繰り返す、ピッチを変える、などなどいろんなことができます。
http://audacity.sourceforge.net/?lang=ja
VSTプラグインというもので、エフェクト処理を拡張することができます。
VSTプラグインを使用するには?
http://audacityteam.org/vst/
より「VSTイネーブラー」というのをダウンロードし、解凍された「vst-bridge.dll」を[Plug-ins]ディレクトリに入れます。mp3のエンコーダ(mp3形式で出力するモジュール)などは、このVSTイネーブラーが必要になります。
mp3のエンコード
デフォルトのAudacityではmp3出力はできませんので、VSTイネーブラーを入れた後に
http://lame.buanzo.com.ar/
より、LAME MP3エンコーダーをダウンロードします。解凍したファイル(lame_enc.dllとdefファイル)をAudacityのディレクトリにでも放り込みます(defファイルはいらないと思いますが)。
ファイルメニューの「MP3ファイルの書き出し」を選択すると、はじめの一回だけ「lame_enc.dll」の存在する場所を聞いてきますので教えてあげます。
以降は普通にmp3吐き出しが可能です。
VSTプラグインの「Classic Reverb」
「Classic Reverb」は、ホールで演奏したようなリバーブ効果をかけることが出来ます。
http://www.kjaerhusaudio.com/classic-reverb.php
よりダウンロードできるフリープラグインです。ダウンロードしたファイルを解凍して[Plug-ins]ディレクトリに放り込みます。
すると、
トップメニューの「効果」より「Classic Reverb」が選択できるようになりました。なお、この「効果(エフェクト)」は波形の部分を選択した範囲にてかけることができます。選択されていないと指定できません。
なお、Classic Reverbは録音する際にステレオにするようにしてください。そうしないと、あまりナイス効果が得られないようです。ステレオにするにはトップメニューの[編集]-[設定]を選択し、設定ダイアログを出します。
このレコーディングのチャンネルのところを変更します。
実際にピアノを弾いてみて、エフェクトなしとありのものをmp3で出してみました。
エフェクトなしの演奏
touhou_sennen_no_effect.mp3 (790KB)
上記にエフェクト(Classic Reverb)をかけたもの
touhou_sennen_classic_reverb_effect.mp3 (790KB)
このように、広がりが出る表現(と、ミスのごまかし(^_^;;)が可能になります。ちなみにフェイドアウトや音割れが出ないようにする正規化などは、標準の機能として(これも「効果」で)指定することができます。
Audacityの標準のエフェクタについて
「効果」のところのエフェクト処理によりどう変わるかの覚え書きです。「Audacityの標準のエフェクタについて」のページにて例を挙げていきます。
Future's Laboratory 技術格納庫 2004-2013 Yutaka Yoshisaka.