プロジェクトの作成_PhysX
プロジェクトの作成 (2006/09/11 更新)
VC++ .NET2003(VC7)を起動して新しいプロジェクトを作成します。ここでは、Win32プロジェクトとしましょう。コンソールでも問題ありません。PhysX SDKのサンプルでは、画面描画に関してはOpenGL(GLUT)を使用しています。DirectXを使うのももちろんOKですので、ここでは物理演算部分のみにしぼって書いていきます。
追加のインクルードディレクトリ
インクルードファイルの検索先として、以下を追加します。
インストールディレクトリ\AGEIA Technologies\AGEIA PhysX SDK\ v2.4.4\SDKs\Foundation\include インストールディレクトリ\AGEIA Technologies\AGEIA PhysX SDK\ v2.4.4\SDKs\Physics\include インストールディレクトリ\AGEIA Technologies\AGEIA PhysX SDK\ v2.4.4\SDKs\Cooking\include インストールディレクトリ\AGEIA Technologies\AGEIA PhysX SDK\ v2.4.4\SDKs\PhysXLoader\include
- Foundation
- :数学演算・ベクトル行列処理・ユーティリティー系の機能。
- Physics
- :物理演算のメイン機能。
- Cooking
- :Cooking SDKの機能。メッシュ処理を行うため?
- PhysXLoader
- :コアとなる物理演算機能を呼び出す
プリプロセッサ
特に追加指定は不要です。デフォルトのままでOK。
コード生成でのランタイムライブラリ
デバッグ時は「マルチスレッドデバッグ(MTd)」、リリース時は「マルチスレッド(MT)」を指定します。
プリコンパイル済みヘッダー
「プリコンパイル済みヘッダを使用しない」を指定します。
追加のライブラリディレクトリ
ライブラリファイルの検索先として、以下を追加します。
インストールディレクトリ\AGEIA Technologies\AGEIA PhysX SDK\ v2.4.4\SDKs\lib\Win32
追加の依存ファイル(追加ライブラリの指定)
PhysXLoader.lib
を指定します。
以上でプロジェクトの設定は完了です。後はソースを書くことになります。
Future's Laboratory 技術格納庫 2004-2013 Yutaka Yoshisaka.