カメラの指定

カメラは、メタカメラ/オブジェクトカメラのどちらも使用できます。
camera_01.png

カメラの視点/注視点のほか、以下のカメラパラメータを使用可能です。

  • 焦点距離
  • 平行投影
  • あおり補正 (*1)
  • 被写界深度

「焦点距離」の指定によりカメラの視野角度が計算され、OSPRayのカメラに反映されます。
「平行投影」チェックボックスをOnにすると、平行投影としてレンダリングされます。
「あおり補正」を1.0にすると、あおり補正が行われます。
(*1) : OSPRayではあおり補正をするかしないか、の2択になります。中間的な値は指定できません。

被写界深度

「被写界深度」(DOF : depth of field)は、三次元カーソルに対して「焦点」ボタンを押すと焦点位置となり、被写界深度のスライダでボケ具合を指定します。
なお、被写界深度は透視投影の場合(「平行投影」がOffの場合)に使用できます。

以下は被写界深度をかける前のレンダリングです。
camera_dof_01.jpg

以下の赤い丸の位置をクリックして三次元カーソルを移動しました。
camera_dof_02.jpg

カメラウィンドウの「焦点」ボタンを押し、スライダで0.02と指定しました。
camera_dof_03.png

レンダリングすると以下のように焦点位置から離れるとボケる被写界深度が反映されました。
camera_dof_04.jpg