> [[Photon Cloud/Photon Serverの違い|unity_photon_cloud_server_diff]] ---- !!![Photon Cloud] Photon Cloudとは 「Photon Cloud」は、ExitGamesが開発したネットワークのマルチプレイヤー、マッチメイキングなどを手軽に実装できるエンジンです。 Unity Asset Storeから必要なAssetを購入できます。 無料版では、同時に20CCUまでアクセスできます。 !!接続の自動化 マルチプレイでゲームをする場合、 実装上ではどこかにサーバーを立ててそこのどのURLにアクセスして、、、とかの情報の指定が必要なのですが、Photon Cloudではこの部分を自動化してつないでくれます。 ユーザーから見ると、 *XXXXというゲームを開始 *ゲーム内のある条件に合うグループに参加 のような手順だけでOKです。簡単ですね。 開発者がPhoton Cloudを使う場合は、ほぼこれと同じ感覚で *XXXXというゲームを作った。Photon Cloudの自分のアプリケーションIDを指定 *ゲーム内のある条件に合うグループ(Room)を作成し、ユーザーを参加させる みたいに、バックグラウンドにどのようなサーバーがあってどのように接続させる、を意識することなく実装できます。 個々の大きなくくりを管理するMaster Server、その子のGame Serverと呼ばれるサーバーが存在します。 そのあたりの分散は、デベロッパ側は意識する必要はありません。 {{ref_image unity_photon_cloud_servers.png}} Client(ユーザー)はMain Server上にあるLobbyに参加(join)し、用意されたRoomに入ることになります。 !!マッチメイキングとは? FPSなどのシューティングというかアクション的なゲームの場合は、 ユーザーによってうまい/ヘタ(というと語弊がありますが)があります。 各レベルに合わせた場所に参加させる、というのがよく言われるマッチメイキングではあります。 Photon Cloudでは「Room」という部屋を用意して、ユーザーに(もしくはスクリプトで自動で)指定のRoomに参加させることができます。 複数のRoomを用意した場合に、適切な部屋に参加させる(マッチメイキング)実装ができます。ランダムにRoomに案内することも可。 !!CCUとは? CCU(Concurrent Users)とは、同時に接続できるユーザー数を表しています。 複数同時テストするような場合は、WebブラウザでUnityアプリを実行/複数端末で実行、 というのもそれぞれ1つを消費。 無料プランでは、20 CCUまで。 http://photoncloud.jp/pricing/ を参照。 !!MAUとは? MAU(Monthly Active Users)とは、月間での利用ユーザー数を表しています。 無料プランでは、4,000 MAUまで。 ユーザー数というよりも接続数?これはまだ未確認。 !!参考のドキュメント Photon Realtime Docs http://doc.exitgames.com/ja/realtime/current/getting-started/realtime-intro Photon PUN Docs http://doc.exitgames.com/ja/pun/current/getting-started/pun-intro ↓「Photon Unity Networking リファレンス」が網羅したリファレンスとして一番分かりやすいかもしれません(日本語)。 http://photoncloud.jp/pdf/PhotonNetwork-Documentation_ja.pdf ---- > [[Photon Cloud/Photon Serverの違い|unity_photon_cloud_server_diff]] ---- {{lastmodified}}